タ行

大賢は愚かなるが如し

大賢とはとても賢い人のことであるが、全分野において広く深い知識など得られる筈がない。つまり、「どれか自分の得意分野を持つことで、真に深く学ぶ事が出きる。」という意味であり、「大賢を狙い、広く深い知識を得ようと考える物は、逆に愚かしく浅はかな者である」という意味である。


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近火で手を焙る

近火とは最近起きた他人のトラブルを指し、それに手を焙るとは「他人のトラブルは近くで見ているととても愉快なので、焚き火で手を焙る程度の微妙な距離でトラブルと楽しめ」という意味。


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竹馬の友

竹馬とは幼い頃に竹馬で遊んだ旧友の事、互いに気心が知れているため大人になってもその仲は続き、今となっては共に博打三昧。次第に借金が増え首が回らなくなりサラ金に手を出すという、竹馬と博打の逆さ言葉遊びの入った諺。
意味は「旧友といると、歯止めの効かないこともヘッチャラ。」という意味である


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月とスッポン

「スッポンはいつも岩陰に隠れているので、こんなに明るく綺麗な月を知らないでいる」という故事から、「真に美しいもの程、身の回りに有る」という意味。


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鉄は熱いうちに打て

鉄は熱する事で柔らかくなり、叩いてその形を変える。この事から、喧嘩がヒートアップなると相手の顔が元に戻らないくらいボコボコに出来るほどの力を、誰もが持っているという例え。
喧嘩と祭りは三度の飯より好きという江戸っ子が作ったと言われ、まず喧嘩の始まりは熱いコブシを一発ミゾに叩き込め!という意味が転じ、現代では「たとえ実りの無い戦争であっても、始めの一発は報復と称し、ミサイルを中枢に打ち込のが礼儀」という意味になる。


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藍関石説

「鉄は熱いうちに打て」とは「鉄拳は相手が熱い内にぶち込め」のことであり、もし誰かに鉄拳をぶち込みたい場合は相手をわざと怒らせて熱くし、喧嘩体制にしたあとぶち込めば後で責任を問われることは無いと言う意味である。
その後転じて、何かを行いたい場合はそれ相応の体制を作ってからやれば自分にとって不利になることは無いという意味になった。


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ヤウジロウの兄説

「鉄人」の愛称で知られる衣笠祥雄は皆さんご存知のとおり体が鉄でできています。バッターボックスに立つ前に体を鉄の融点である1535度まで熱し、関節部分がスムースに動く様に調節するそうです。鉄の体を1535度まで熱して打つことが衣笠選手にとって相応しいことから意味は「2215試合連続出場は素晴らしい」とす。

  


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手のない将棋は負け将棋

将棋で自分が負けを認める時は、盤を引っくり返し今までの戦歴をメチャメチャにする。この事から、物事の終わりが自分にとって利益の無いものであれば、今まで築きあげたものを全て壊してでも、自分の実力を曖昧にしてしまえという意味。また、突然右フックを飛ばし、相手の注意を将棋から自分に向けさせる事で、負け将棋の結末をつけさせないという方法も有り、この事から物事を始める時は、相手をぶん殴るくらいの覚悟を持って挑めという意味も持つ。


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年寄りの冷や水

50代ほどから更年期障害といって、急に血圧が高くなったりして、暑くもないのに汗がドバドバ出る事がある。
冷や水とは冷や汗の事で、後期高齢者と呼ばれる方々が、冷や水を垂れ流すような事があると、それは更年期障害ではなく、「そろそろ天のお迎えだよ。」というお告げ。故に、そろそろ逝きそうな老人の様を言う。

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