中国、戦国時代の策士・張儀が魏王に説いた合従連衝の策略の中の言葉。魏が秦と連合し、楚と韓を滅ぼす事ができれば、『大王は枕を高くして安眠できる』と献策したが、大王はそのまま言葉を鵜呑みにした為、枕をウンと高くして寝た所、「安眠どころではなく寝苦しくて仕方なかった」という故事からいう。故に「言われたままをするのではなく、自分なりに少しは考えろ!」という意味になる。
突然のお客さんの来宅に居間で待たせるが、その居間に一輪の花も無いのは寂しい。
つまり、不意の出来事の為にもそれなりの準備をしてと云う意味。
泥棒が寺の鐘を盗もうを忍び込んだが、吊るしからなかなか外れず、鐘の中に入って吊るしを外していた。やっと外れたと思った瞬間、吊るされていた鐘は地面にストンと落ち、泥棒は鐘の中に閉じ込められてしまう。
鐘が地面に落ちる時の轟音に目を覚ました寺の和尚が、驚いて駆けつけたが、先ほどの轟音で、中に居た泥棒は耳が聞えなくなってしまってい、助けにきた和尚に気付かなかった。翌日村の男連中が鐘をどかしてみると、耳を塞いぎながら窒息した泥棒を発見した。
このコトワザは「盗みをする時は静かに行いましょう」という泥棒の教え。また、「発見された時は、死刑は免れられない」という厳しい教えでもある。
その昔、色物の殿様が村娘三人と夜の相手を楽しんでいた時、欲求はいつもの3倍だが、消耗体力もいつもの3倍である事に気が付かず、そのまま絶命した事があった。子供もいなかったその家系は断絶。何とも情けない最後となったのであった。
この事から、年並月並みという言葉と、自重を覚えろ!という教え。
雌鶏が雄鶏を突くのは逆求愛行動であり、"時をうたう"とは"高らかに鳴く"という意味を指している。つまり、「女性から積極的にアプローチすれば、男は喜んでついて来る」という意味であり、男の悲しい下心を指している。
餅が欲しければ餅屋へ行けばよい。新しく出来た、大型スーパーのお陰で、駅前商店街の売り上げは閉店寸前。こうなっては、商店街同士で助け合わなくてはいけないと、スーパーに負けない、戸々の専門商品を展開。その結果、商店街は次第に賑わい出し、人件費ばかりがかさむ大型スーパーは、終に倒産を迎える。
この事から、根気よく待てば、勝利はつかめると言う意味。
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