ラ行

楽あれば苦ある

たまには外食しようと、食べに出ればご飯を作らずに楽だが、ついつい食べ過ぎてお腹が苦しくなるという。転じて、「食べすぎには注意しよう」という意味を持つ。


このページのトップへ >>


良薬口に苦し忠言耳に逆らう

水戸黄門のご隠居の連れ八平が、ご隠居の忠告を無視して団子を食べ過ぎた為腹痛を起こした。そこで印籠の丸薬を飲ませたところ、その苦さに飛び上がり、八平はたまらず「口直し」と称し大福を食べ出す。が、勢いよく食いついた為咽に詰まらせ、その命を若くして落としたとされる。この諺は「大福は落ち着いてよく噛め」という意味をもつ。


このページのトップへ >>


類は友を呼ぶ

19代目の徳川類昭(とくがわ たぐあき)は、財政に苦しんだ挙句、先祖の財宝を掘り出そうと、私財を投げ打って縁の地を掘り返した。が、適当に掘り返したところで見つかる訳も無く、とうとう資金が底をついたという。
そこで考えた類昭は友を集め、頭を垂れてお金を借りたと言う逸話がある。
この諺はそんな類昭のアホさを示したもので、無計画に散財すると周りに迷惑を掛けるばかりか、最悪は保証人になってもらって、そのままドロンとかもあるから、気をつけろ!という教えである。


このページのトップへ >>


例外の無い規則は無い

例外とは想定の範囲外のこと。規則とは世の流れである。
ネット界を震撼させたライブドア元社長のホリエモン逮捕から数年、あれほど「想定の範囲外」という言葉が流行ったが、今なっては「想定外です」というソフトバンクが美味しい所を全部持って行ってしまった感が否めない。この事から、「他人の名言も少しもじれば俺の名言」という、美味しい例え。


このページのトップへ >>


労多くして功少なし

人件費削減から、人員は減る一方の上余計な仕事は沢山貰ってくる、駄目なバイト先マネージャーに唄った諺。
今となっては残業4時間半、実労働11時間、休憩30分という泣けるバイト先の上、マネージャーと同じ仕事をしているのに、時給は上がらない事から、更に人が辞めて行くというジレンマ。
故に、労働時間と賃金が釣り合わないと、そこそこの功績は残せないという意味を持つ。

このページのトップへ >>


※当サイトに記載される文章・画像等の転記は禁止したします。