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身嗜みの危険性

投稿者:ヤウジロウ氏


さて、皆さんの周りには化粧をしている女性の友達がいるだろうか。大学生以上になればその殆どの女性は「嗜み」として化粧をしているが、近年になりその女性の「嗜み」が低年層に広がりつつある。

最近では流石にもう見なくなったが、昼のワイドショーで話題の的であったコギャル達は派手な化粧を身にまとっていた。果たしてあれが身嗜みの化粧に入るのかは難しい所ではあるが、あの時代以降、「高校生は化粧をするもの」に変わりつつある。最近の女子高生を見て、その顔を見れば一目瞭然。化粧をしていない生徒を探す方が今では難しい。

そればかりではない、コギャルブーム以来高校生に留まらず、化粧は中学・小学へと更にその低年齢層に浸透していった。問題なのはこの時期の子供達なのだ。

小中学生時代から化粧をする。そんなに悪いことなのか、と思う人もいるかもしれないが、代謝が激しく、体の成長もままならないこの時期に、化粧という云わば「皮膚のコーチィング」をする行為は、非常に体に悪いのだ。元来我々人間は肺呼吸だけでなく、皮膚呼吸というものも行っている。思い出して欲しい、プールに入った時、口や鼻からの呼吸だけでも息苦しいと感じた経験は無いだろうか。あれは、体が水に浸かっていることで皮膚呼吸が低下し、酸素摂取量が減った為に感じる現象なのだ。

では、若年層から化粧をした場合、一体どうなるのか。答えは簡単である。将来、その顔はシミやシワで見るも無残な顔になる。それは先ほど説明した、肌の活性化を化粧で抑制し、更に代謝が激しい時期に化粧をしている為、その代謝能力が低下し、若々しい皮膚の再生能力が低下する。故に将来、その反動が早期に現れ、顔が悲惨な事になるのだ。早くてその現象が現れるのが20歳辺りからであろう。肌は茶色くカサカサになり、肌の水分が無くなりシワシワに垂れてくる。若くして目元に烏の足跡が現れ、顔全体にシミが浮き出る。こんな状況では、本当に「ノーメイクでは外は歩けない」顔であろう。「化けて粧う」と書いて「化粧」だ。世にも恐ろしいその顔を隠す為、一生化け続けなくてはいけない未来の女性達よ、未来の自分を見据える眼力を持つべきではないだろうか。

さて、化粧もさることながら、身嗜みで現在一番間違った情報が流れているのは「眉毛の手入れ」だ。本来眉というのは、左右目の上にどの人間も等しく付いている物だが、その眉を抜いたり剃ったりする、そして細ければ細いほどカッコイイという認識が社会に流布しているようだ。この誤認こそ、貴方の将来を奪うかもしれない最も危険な行為なのだ。

先ほど述べたように、眉は左右に等しく付いている毛だ。その働きは目に汗が入らないようにしたり、塵、埃の除去作用だ。しかし、その働き以外にももちろんある。それは顔のバランスである。左右対称とまではいかないものの、等しく存在する眉を細く剃った場合、その顔バランスは崩れ顔面麻痺を引き起こすケースが後をたたない。というのも、顔には無数に神経が張り巡らされており、体の中で一番複雑に構成されている部分だ。

まず、眉の処理で生じる、今まで味わった事のない刺激が脳へ伝わる。その刺激に脳は反応し、顔全体へバランス保持の刺激が伝わるのだ。その結果、顔の筋肉が痙攣麻痺を起こし、顔全体が引き釣った様な現象を起こす。コレが顔面麻痺だ。最近のファッションや、身嗜みとして眉を処理している若者を見るが、彼等は顔面麻痺の発動スイッチを既に押している事に気付いているのだろうか。

もちろんこの眉の処理も低年層に広がりつつある。ファッション雑誌などによる謝った知識の流布によって、その危険性に気付けないまま歳を取り、その異変に気付いた時は既に遅い。若年の化粧によって急激に老化した肌は戻らず、眉毛の処理によって生じた麻痺で顔が歪む。そんな未来が貴方待っているとしたら、貴方はどうするであろうか。

今現在で「ノーメイクじゃ外は歩けない」と言っているが、その未来は「ノーメイクじゃ生きて行けない」に変わり、右を向いても左を向いても厚化粧でバリバリにコーティングされた女性かも判断出来ない人種が徘徊する事になるのだ。その素顔を知るものは、将来その夫になるものくらいであろうか。結婚の儀で花嫁は角隠しを被る儀礼があるが、将来は顔全体を隠す顔隠しに変わり、結婚し、始めて見るその妻の素顔に「結婚詐欺だ」と騒ぎ立てる男性も増える事であろう。家庭裁判所は今にも増して忙しくなり、第一次離婚ブームが起こる。もちろんその結果少子化は急増し、若手が少なくなる。そしてそのしわ寄せがドット表れる頃、日本は衰退し各国の支持も仰げなくなるであろう。

若年層がこの様なファッションに気を使うのは、ここ日本くらいなもので、豊かさが引き起こした怪奇現象とでも言おうか。小学生からそのファッションや化粧品類に万単位の金をかけるそうだ。親の時代がバブル絶頂期を生き抜いてきた事も有り、お金のかけ方も尋常ではない。不景気、不景気と二言目には溢している日本ではあるが、他国から見れば、世にも奇妙な国見えることであろう。

未来日本を背負って発つ我々が、今しなくてはいないこととは何か。それは自分お顔をいじり回す事であろうか。それとも日本の風土を守るべく、礼儀を尽せる人間を目指すか。答えは簡単、馬鹿みたいに化粧をするのは止めろ。化粧の技術も無いくせに下手な化粧をするもんだから、酷い顔が更に酷く見える。スッピンに戻るなら今だ。今戻ればその化粧によって醜かった顔がスッピンを引き立たせ、「実は可愛い人だった」と、周りを驚かせるチャンスなのだ。この時期を逃したが最後、貴方は破滅の道へまっしぐらとなるであろう。

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