投稿者:ヤウジロウ氏
皆さんはダイオキシンという単語は様々な所で聞くだろう。そもそもダイオキシンとは、、ポリ塩化ビニルや、ポリ塩化ビニルデンが使用してある物を加熱すると発生する有毒ガスのことだ。これらの素材は、ビニール袋や発砲スチロールなどに使用されている。その為、ゴミの分別をしっかり行わなくてはならないと、ゴミステーションに仁王立ちしている近所のおばさんに、会う度に言われていることだろう。
ゴミの話はゴミ問題の論文で語るとして、今回はダイオキシンの話だ。そのダイオキシンの発生方法は上記に記した通りだが、そこで思い出してもらいたい。
皆さんはコンビニエンスストアー(以下コンビニと略)を利用したことがあるだろう。そこでお弁当などを買った時、店員に「暖めますか?」と聞かれたことはないだろうか。いや、聞かれるだろう。冷たいご飯を食べるよりは、温かいご飯が食べたいのでお願いをする。そして店員はそのお弁当を電子レンジに入れ、暖める。しばらくすると、チ〜ン!という出来上がりの音を告げる。そしてその扉の奥からは、温まったお弁当が出てくる。この光景は、どこのコンビにでも見ることが出来るものだ。しかし、この行為を我々は見直さなくてはいけない。
ダイオキシンの発生方法でも記したように、ビニールなどの不燃物を加熱することで発生する。お弁当を電子レンジでチンすると、ご飯がもちろん温まる。つまりこれは加熱である。するとどうだろう、容器まで温まるではないか。つまり、この状態でダイオキシンが発生しているのだ。電子レンジという密室の中、加熱された容器はジワジワとダイオキシンを発生させ、ご飯に付着。我々はそのご飯を食べているのだ。つまり、ご飯と共に知らず知らずにダイオキシンを食べていることとなる。
そしてさらに、温まった容器を店員は何に入れるだろうか。そう、ビニール袋ではないだろうか。その袋も温まり、ダイオキシン発生。袋には、「燃やしても環境を破壊する有毒なものは発生しません」と記されているが、この御時世そんなものは信じられない。そして知らず知らずに我々は、そのダイオキシンだらけのお弁当を持ち帰り食べているのだ。よく考えるととても恐ろしいことではないだろうか。
ダイオキシンは発ガン性が高く人体に有害である。つまり、この電子レンジ改めダイオキシン製造機はガン製造機といってもいいのだ。これを避ける方法としては、コンビニで温めてもらうのではなく、家に持ち帰り、別の容器に移してから温めるなどの行為を行ったほうがいい。それとも、我慢して冷めたまま食べるかだ。
ダオキシン製造機は何も電子レンジだけではない。それがプラスチックのコップにお湯を注ぐだけでもいいのだ。ようは、ダイオキシンが発生する素材が使用してあるものを加熱すれば、簡単に発生する。形として現れない気体のダイオキシンを、気づかぬうちに毎日食べているかもしれないのだ。
未来、知らぬ間に食べさせられていたダイオキシンのお陰で、ガン患者の数はうなぎ昇りとなり、ガン保険は高い支持を維持、結果保険会社はウハウハ。しかし、今のところガンを完治させるだけの技術はない。ということは、ガン患者で入院する人が増え、病院はパンク寸前。ガン患者専門の病棟が出来るだけではなく、ガン患者専門の病院が出来る。だが、ガンと宣告するのは死よりも辛いというではないか、そこで表向きは総合病院の看板を掲げているのだ。
そんな偽りの病院に面会に来る知人は、皆暗い表情でやって来るため、受付で面会の号室を聞く時、看護婦さんから「病院内ではなるべく明るく振舞ってくださいね。」と忠告を受けることとなるのだ。
そして、完治に至らない患者が増えるなか、葬儀屋が忙しくなるのは必然。病院からの搬送される遺体が多くなるため、いっそ病院の裏に葬儀屋を立てる計画が進むのだ。
しかし、終わりとして遺体を埋める場所が必要となるのは必至。狭い日本でお墓の土地を確保することが困難なのは知っているだろう。しかも、新しく造るとなると五百万という大金がかかる。しかし、これは今の相場。ガン患者が増える時代では、その相場はさらに高いものとなるだろう。そこで、お墓を購入できない家族は近所の公園に埋めてしまうのだ。その為、偶然そこを掘ってしまった子供は、カルシュウムの塊を発見することだろう。ある周期で、花と線香を持って公園の片隅に現れる家族を見かけたら、間違いなくその公園に埋まっているのだ。
そんな埋蔵騒動が起きないためにも、レンジの使い方には気を付けなくてはない。コンビニでお弁当を買うなとは言えないが、電子レンジで温めるのは避けたほうがいいだろう。
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