投稿者:ヤウジロウ氏
皆さんは、美人になりたいと思ったことはないだろうか。女性ならば一度は憧れる美人だが、人によってその基準はマチマチだ。しかしその基準は違えども、全ての美人には共通するものが一つあることをご存知だろうか。それは顔が左右対称であればあるほど、その人は美しいということだ。
そもそも顔は、目、鼻、口、耳のバランスで良し悪しが決まっている。子供が生まれると、「この鼻は父さん似だな。」などといった会話を耳にするであろう。確かにそうだ。父と母から生まれた子供は、両方の遺伝子を受け継いでいる為、部位がどちらかに似ることがあるのだ。しかし、それは各部位が似るだけであって、バランスまでは似ない。では、どうやって部位のバランスが決るのだろうか。
人間の体を支配する脳は、右脳と左脳に分かれることはご存知だろう。右脳は体の左側を支配し、左脳は体の右側を支配している。これは皆さんも知っている事と思うが、実はこの各脳の発達によって、体のバランスが決っているのだ。
右脳はイメージ機能を司る脳で、左脳は言語機能を司っている。つまり、右脳が発達している人は、直感的、感覚的な考えが出来る人で、左脳が発達している人は、分析的、算術が得意な人だ。
幼少の頃、積み木や砂場などで遊び、想像力を発達させれば右脳が開発され、逆に規則や本などの社会的知識を与えれば、左脳が開発されるという訳だ。こうやって色々な知識を付ける事で、人の顔は徐々に変わっていくのだ。つまり、バランスのいい顔にするためには、格脳を同じ分だけ発達させる必要がある。逆に、片方の脳だけ発達させてしまった人は、顔のバランスが悪いことになる。
最近、皆さんは想像をしているだろうか。デジタル社会で直ぐに欲しい情報が手に入る時代、想像するよりも早く、本物を知る事が出来るのではないだろうか。映画でもそうだ。CG使う事でよりリアルに表現できるが、逆に細かく表現できる分、想像力に欠ける作品に仕上がってしまう。また、大人気のアニメ「ドラえもん」など、未来を想像させる番組が少なくなったのも原因の一つだ。逆にいえば、昔の人が夢にまで見た未来予想図は、現時点で我々の目の前に見え始めている。
例をあげるならば電気自動車や、スペースコロニー、二足型ロボットだ。我々が小さい頃に夢見た世界が、既に目の前にあるのだ。空想世界の現実化があまりにも早く来すぎた為、その現実にリアリティーを感じなくなっているのも事実だ。
つまり、早期現実化の差で我々の右脳は衰退し、柔軟な発想が出来なくなっている。この状況が過剰化する未来は、右脳を使う人間が少なくなり、機械的動作をし、型にはまった考えしか出来ない人間が増えると共に、顔のバランスが悪い人も増えるであろう。つまり、未来の人間に美人は少ないのだ。
そこで、未来で繁盛する職業は、整形手術と右脳開発セミナーであろう。または、衰退した右脳と同じくらいしか発達していない左脳を持つ、馬鹿であろう。
そう、未来の美人というのは、馬鹿か金をかけたて作られた美人しか居ないのだ。現に今の芸能界に現れているアイドルがそうではないか。顔は美人だが馬鹿なアイドルがチヤホヤされている。いずれ未来はあのような人間がTVに溢れることになるであろう。
ゆとり教育と証し授業が削減され、学級崩壊で荒れる小学校。これが右脳と左脳の発達の障害となり、馬鹿な未来人をより現実的なものにしてくれるであろう。
実際問題、美人になりたい、子供を美人に育てたいと思っている人間は、今のうちに金を貯めるか、右脳と左脳を平均的に開発する知識を付けることが肝心である。
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